福勝寺と天狗の手形の写真画像

福勝寺と天狗の手形の写真画像集

福勝寺と天狗の手形の写真画像

福勝寺(ふくしょうじ)
2022年7月20日撮影

 

和歌山県海南市下津町にある福勝寺(ふくしょうじ)。福勝寺のお寺や参道の階段、駐車場の写真画像を掲載しています。参道の階段段数や珍しい天狗の手形の写真も掲載しています。また、福勝寺の奥に裏見の滝がありますが、今回は水が流れていなかったので水が流れていない裏見の滝を掲載しています。

 

 

福勝寺と天狗の手形の写真画像

 

車4台ほど止められる駐車場があります。ここから階段を上っていきます。

 

 

福勝寺と天狗の手形の写真画像

 

重要文化財 福勝寺
平成3年5月31日
本堂(附・棟札三枚)
求聞持堂(附・棟札一枚、厨子一基 附・鐘楼一棟)

 

本堂は桁行、梁間ともに三間で、寄棟造本瓦及び浅瓦葺の建物である。堂内各所に修験者による墨書が多数残り、永正11年(1514)と記されたものも確認でき、建築様式とあわせ15世紀後半ごろの建立と考えられる。

 

求聞持堂は本堂の東に位置する5.1メートル四方の宝形造本瓦葺の建物で、奥行3.0メートルの取り合い部で本堂とつながれている。慶安3年(1650)、藩主徳川頼宜により建立されたことが棟札から確認でき、江戸期の祈祷用建物として貴重な遺構である。

 

鐘楼は桁行、梁間とも一間の切妻造本瓦葺の建物で、求聞持堂と同時代の建物である。
平成17年から4年に渡る解体修理により、本堂の外観が整えられ、求聞持堂が建立された江戸中期頃の姿に復原された

 

海南市教育委員会
福勝寺

 

 

福勝寺と天狗の手形の写真画像

 

ここから福勝寺まで180段の階段が続きます。

 

 

福勝寺と天狗の手形の写真画像

 

階段の中頃辺り、両サイドにアジサイが植樹され、6月頃はたくさんのアジサイの花が咲いています。

 

 

福勝寺と天狗の手形の写真画像

 

あと少しで上りきると思った瞬間、さらに続く階段が見え少しおどろく。
だけど これが最後の階段。

 

 

福勝寺と天狗の手形の写真画像

 

180段の階段を上りきった所に福勝寺がある

 

 

福勝寺と天狗の手形の写真画像

 

福勝寺
↑の写真画像
奥 : 本堂 、 手前 : 求聞持堂
建物はつながっている。

 

 

福勝寺と天狗の手形の写真画像

 

福勝寺
↑の写真画像
左 : 本堂 、 中 : 求聞持堂 、 右奥 : 鐘楼

 

 

福勝寺と天狗の手形の写真画像

 

福勝寺本堂側面

 

 

福勝寺と天狗の手形の写真画像

 

本堂 縁側にある天狗の手がた

 

 

福勝寺と天狗の手形の写真画像

 

天狗の手がた

 

今から四百年も昔のこと、
この滝のそばの大きな杉の木のてっぺんに天狗が住んでいたそうな。その天狗は人なつっこく、村人にいたずらしたり、子供と遊んだり、時には瓜やみかんをもいで食べたりもした。
村人達は岩屋山の観音様に「ここの天狗さんはたまに瓜やみかんをもいだりするので、どうかそんな悪さだけはしないようにいうて下さい」とお願いをした。
観音様は早速、天狗どんに「今日は村の衆が、お前に悪さをしないようにいうてくれと頼みに来たぞ」「ハイ、これからは一切しません」と、このぬれ縁に手をついて謝った。
それからは貧乏で困っている人があれば小銭をほうり込んでやったり、人手がなくて田植えができなければ手伝ってやったり、子供が泣いていておれば慰めてやったりもした。
こうして村の人々から「岩屋山の天狗どん」と親しまれ愛されるようになったという。
この手がたはその時のものであるそうな。

 

下津町教育委員会

 

 

裏見の滝

福勝寺と天狗の手形の写真画像

 

福勝寺の奥の写真画像
しめ縄の所まで行くと裏見の滝が見えます。

 

 

福勝寺と天狗の手形の写真画像

 

梅雨や台風など、大量の雨が降らないと現れない幻の滝。
前日に雨が降っていたけれど、水の流れはまったくなかった。残念。

 

 

 

福勝寺の場所

 

〒649-0144 和歌山県海南市下津町橘本1065

 

駐車場 有(無料)


page top