霊巌寺の写真画像集
霊巌寺（れいがんじ）
2023年4月4日撮影
和歌山県有田郡広川町霊巌寺（れいがんじ）に行きました。国道42号線広川インター附近より東方面（霊巌寺山）へ山道を約7km登ったところに霊巌寺があります。見どころは霊巌寺奥の岩が露出している場所になり、不動明王を祀っている唐立不動明王があります。今回、境内奥のあまり人の行かない『白龍/黒龍』 『天狗龍』にも行ったので紹介しています。
広川インター付近から霊巌寺まで約７kmの霊巌寺スカイラインが続く。霊巌寺スカイラインは自衛隊第323地区施設隊により昭和50年5月に完成しました。
建物：トイレ
鳥居：八大龍王
門柱：霊巌寺入口
八大龍王
門をくぐると、下り階段が霊巌寺に続く道
急な下り坂が続く
画像では分かりにくいが、『ハチに注意』の案内があります。
左手前：大師堂
左奥：休憩所
右：社務所
奥緑屋根：霊巌寺
霊巌寺、奥に見える岩肌に唐立不動明王が祀られています。
霊巌寺の前の護摩焚きの跡。毎月28日12時から護摩木祈願を行っています。
霊験あらたか650年の歴史あるお不動さん
＝国光補陀山霊巌寺唐立岩不動明王縁起＝
霊巌寺の落ちない石
霊巌寺奥正面にそびえる霊験あらたかなるご神体「唐立不動さん」をお祀りする祠を覆い隠すような「奇石（唐立岩）」は、幾多の大地震の際はもちろん、650年の永年にわたって落石することなく、今日まで堂々とした風貌と威厳を示し存在しています。
そのことから「落ちないお不動さん」として尊ばれ、受験の祈願や護摩木祈祷が多くなっています。また「お守り」も受験用「お守り」として求めれれています。
広川町 霊巌寺
唐立不動の階段を上がると、落ちない石と不動明王像が見えてきます。
長年落ちていないと言われても、直下では（もし落ちたら・・・）と想像し恐かったです。
唐立不動からの境内風景
霊巌寺からさらに下に下ると、白龍/黒龍・天狗龍へ続く道があります。
あまり人が立ち入らないようで道が分かりにくく、人に奨められる場所では無いと思いました。
分かりにくいケモノ道が合っていたようで鳥居に見えました。
鳥居からはクサリがあり、道の心配はなくなりました。しかしゴツゴツした岩が多くなり歩行に気を遣う道に変化しました。
道はかなり険しいです。
ケモノ道に入って10分くらい歩いた所、大きな岩の下に黒龍と書いた案内板がありました。
「この行場で弘法大師と修行し開運縁起のよい・・・とされています」
全文読めませんでした。
何が黒龍で何処が黒龍か正確な場所も分かりませんでした。この案内板付近が黒龍なのでしょう。
クサリは奥に続いているので進んでいきました。大きな岩の横や崖下を歩くので落石の恐怖はかなりあります。
クサリがなくなり、奥に案内版らしきものが見えました。
天狗龍
意気吹き穴より湯気楊る 今にも大物主が出現かと霊感に打たれます
『楊』 読み方はヨウ・やなぎ でした。
『楊る』では理解できず、 『揚る（揚がる）』だと分かりやすいのになぁと思いました。
穴は落ち葉や落石などで埋まっているように見えます。
4月4日14時頃、湯気は確認できませんでした。
一種のパワースポット的な場所なんだろうと思います。
「パワーをもらった」と思うようにして、この場所を後にしました。
白龍は何処にあるのでしょう？わかりませんでした。
駐車場→霊巌寺→唐立不動明王→天狗龍→駐車場のコースを小学生の子供と2人で1時間程度でした。
霊巌寺の場所
〒643-0051 和歌山県有田郡広川町
①駐車場 （無料）
毎月28日は祈祷の日なので、この駐車場を利用。
②駐車場 （無料）
28日以外は霊巌寺に近い駐車スペースを利用できます。
霊巌寺に安全に行く方法
グーグルマップのナビで行くことができました。
①最初に広川インターを目標にする。
②広川インター付近で目的地を霊巌寺に再設定。
この手順で道幅の広い霊巌寺スカイラインを案内してくれます。
（落石・落木は多数あり、野生の鹿もいましたので走行には注意が必要です。）
上記の手順にしないと山田山経由の細い道を案内されます。