救馬渓観音（すくまだにかんのん）
2023年6月4日撮影

 

和歌山県西牟婁郡上富田町にある救馬渓観音（すくまだにかんのん）に行ってきました。春の救馬渓観音では約１万株のアジサイが見頃になるアジサイ寺で有名。アジサイは救馬渓観音（寺）の奥にあじさい曼荼羅園（有料）がありたくさんの紫陽花の花が咲く人気の観光スポットになります。

 

 

 

救馬渓観音へは東参道を通ると近いので、通常は東参道駐車場に乗り物を停めてから参拝します。

 

 

 

 

東参道入口、階段をあがると「役行者」と「七福神」の像があります。役行者で厄払い、七福神で幸福が叶うかもしれません。

 

 

 

役行者像（救馬渓観音を開山したとされる人）

 

 

 

七福神の像。

 

 

 

現在の東参道は、昔は裏参道だったようです。

 

 

 

 

 

 

救馬渓観音中門。表参道と東参道がここで合流します。東参道駐車場からは2～3分程度です。

 

 

 

厄除け階段。階段をあがるだけで厄を払えるという気持ちにさせてくれる階段。効果は人それぞれ。

 

 

 

 

階段の踊り場に花手水（はなちょうず）がありました。アジサイの時期の楽しみの一つです。

 

 

 

 

 

救馬渓観音　本堂

 

飛鳥時代（593～710年）に役の行者（えんのぎょうじゃ）が開山したとされる。

 

役の行者とは、本名は役小角（えんのおづの）で山岳宗教の修験道の開祖で現在も多くの人に崇拝される多くの伝説が残る。

 

数百年のち、旅の途中に病で動けなくなった馬がここで祈願し全快した。愛馬と共に無事に旅（湯治）ができた小栗判官（おぐりはんがん）が感激し御堂を再建し「救馬渓観音」と名付け現在に至る。

 

 

 

巨石と御堂が一体化！

本堂から横に並ぶ不動堂や観音堂など岩と一体化した素晴らしい建築は一見の価値があります。

 

 

 

 

 

 

 

 

不動堂と岩の一体化は階段の所から見やすかった。不動堂のお部屋は完全に岩の中に造作したもので、中を覗きながら（よく作ったな～）と感動していました。

 

 

 

救馬渓観音の岩の中の通路

 

 

 

 

 

 

 

距離は短いですが、洞穴感は味わえました。

 

 

本堂からあじさい曼荼羅園まで

 

あじさい曼荼羅園へは、本殿の横から行けます。

 

 

 

救馬渓観音ではかわらけ投げができます。本堂の所で3枚一組を買って持って行きます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おためし地蔵様、今回は重く感じました。努力が必要なようです。。。

 

 

 

この登り坂を飽きさせない工夫が左側の階段と右側の支柱にありました。

 

 

 

左側の階段には、一つ一つに四国八十八か所のお寺の名前が刻まれていました。階段を通ると四国八十八ヶ所めぐりをしたことになるようです。

 

 

 

右側の支柱には、花や小物などレジンで固めたものが飾られていて綺麗でした。一つ一つ見て歩くのもおススメです。

 

 

 

 

弘法大師像

 

 

 

縁結びの神様の神社。

 

 

 

縁結びの絵馬。ハート形でかわいいですね。

 

 

 

あじさい曼荼羅入口。
2023年6月4日は大人500円、子供250円でした。

 

飾られているあじさい模様の傘はレンタルできるようです。

 

 

 

救馬渓観音の場所

〒649-2103 和歌山県西牟婁郡上富田町生馬３１３

 

駐車場　有（無料）

 

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