願成寺(和歌山県海南市)の写真画像集

願成寺(和歌山県海南市)の写真画像集

願成寺(和歌山県海南市)

願成寺(がんじょうじ)
2022年7月23日撮影

 

和歌山県海南市別所にある願成寺(がんじょうじ)に行ってきました。
県道18号(海南金屋線)の沿線にあり、境内にはたくさんのアジサイが植樹され通称「あじさい寺」とも言われている。

 

 

願成寺(がんじょうじ)の階段

整った階段としっかりした手すりがあり歩きやすい。
段数は60段でした。
願成寺(和歌山県海南市)

 

願成寺(和歌山県海南市) 願成寺(和歌山県海南市)

 

 

願成寺(がんじょうじ)の歴史や由来

願成寺(和歌山県海南市)

願成寺の沿革
願成寺は、今から850数年の昔、湛慶上人(たんけいしょうにん)によって創建されました。
上人は、美福門院(藤原得子)の兄弟にあたり、三上院多田郷にあった千光寺の別当職をつとめていましたが、平安末期の久安元年(1145)に待賢門院(藤原璋子)が亡くなられると、その冥福を祈るために千光寺の別院として当寺を建立しました。「別所」という地名はここに由来しています。
かつては七堂伽藍がととのい、堂塔も廿四舍(にじゅうよんしゃ)を数える大寺院でした。
なお本尊の千手千眼観世音菩薩は鎌倉時代の作で古くから注目され国の重要文化財となっています。また所蔵する古文書は県指定の文化財であり、裏山からは平安末期の経塚も出土しています。

 

宗旨 天台宗
本尊 千手千眼観世音菩薩(国重文)
    国指定 昭和14年9月8日
    像高 182.7糎(センチ) 鎌倉時代
(平成4年3月吉日)

 

 

願成寺(和歌山県海南市)

願成寺
久安元年(1145)74代鳥羽天皇の皇后 待賢門院璋子(しょうし)がなくなられたとき、朝廷の命を受けてその冥福を祈るため、今の海南市多田にあった千光寺を支配していた別当職で近衛天皇のおじにあたる湛慶上人が創建した寺院であります。
昭和14年9月8日国の重要文化財に指定されている本尊の十一面千手千眼観世音菩薩は、鎌倉時代中期のものといわれ、鎌倉特有の剛健なおもむきを発揮した傑作であります。
昭和52年4月1日
海南市教育委員会

 

 

願成寺(がんじょうじ)の写真画像

本堂
十一面千手千眼観世音菩薩を一目見たかったが、中をうかがえる所無く見ることはできなかった。
願成寺(和歌山県海南市)

 

願成寺(和歌山県海南市)

 

願成寺(和歌山県海南市)

 

願成寺(がんじょうじ)の場所

〒642-0026 和歌山県海南市別所223

 

駐車場 有(無料)


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