海上自衛隊呉史料館3階『てつのくじら館』潜水艦内部の写真画像集

海上自衛隊呉史料館3階『てつのくじら館3階』潜水艦内部の写真画像集

てつのくじら館-潜水艦あきしお

海上自衛隊呉史料館と潜水艦『あきしお』の写真画像集です。

 

潜水艦『あきしお』に隣接している建物(3階建て)が史料館です。
てつのくじら館で知られているが正式名称を『海上自衛隊呉史料館』と言い、海上自衛隊の歴史、活動の理解の促進を目的に2007年4月5日にオープンした。

 

 

てつのくじら館メニュー 
  1. てつのくじら館1階・外観と歴史
  2. てつのくじら館2階・機雷掃討
  3. てつのくじら館3階・潜水艦
  4. てつのくじら館3階・潜水艦内部(現在のページ)

 

 

潜水艦「あきしお」入り口

潜水艦「あきしお」入り口の写真画像
上の写真は実際に使用していた潜水艦「あきしお」への入り口です。
この入り口は見学者の為に特別に作った入り口で本来の潜水艦には無いものです。

 

入り口の前に来ると「初めて潜水艦に入る!」と無邪気な子供のように胸躍る思いで写真を撮りました。
殺風景な非常口にも見える入り口は潜水艦が巨大な為に私のカメラでは表現の限界を思わせる1枚となっています。
太く大きなダクト・・・潜水艦の空調用

 

 

 

潜水艦「あきしお」の内部写真画像

潜水艦「あきしお」内部写真画像
潜水艦「あきしお」の艦内に一歩入った。思ってたよりも広い艦内と目に優しい緑色に塗装された鉄の壁やバルブが目に入る。

 

正面に2つの入り口があります。左側はトイレ、右側がシャワー室
脱衣室は見当たりませんでした。

 

 

 

潜水艦「あきしお」の内部-庶務室写真画像

潜水艦「あきしお」内部-庶務室写真画像
潜水艦「あきしお」の艦内にある庶務室の写真画像です。
大人二人が入るといっぱいの部屋だと思いました。

 

この庶務室では潜水艦で必要な書類関係の作成管理を行う部屋で、写真現像の暗室としても使用しています。

 

 

 

潜水艦「あきしお」の内部-通路の写真画像

潜水艦「あきしお」内部-通路
トイレとシャワー室の正面にある通路です。

 

広いとは言えない通路です。大人が一人通れる幅のですれ違うのはきついでしょう。丁度、観光客で混雑していなかったので、ゆっくりと写真を撮る事ができラッキーでした。

 

 

 

潜水艦「あきしお」の内部-士官寝室の写真画像

潜水艦「あきしお」内部-士官寝室
通路の途中左側に士官寝室がありました。

 

ただ寝るだけでプライベート空間はありません。3段ベットは幅狭く、高さが低く、とても圧迫感のあるベットに思います。左右にロッカーがあるため、出入りも困難です。見学者用の寝ても良いベットに寝てみようと挑戦しましたが私は無理でした・・・ダイエットが必要です。

 

 

 

潜水艦「あきしお」の内部-談話室の写真画像

潜水艦「あきしお」内部-談話室
通路の奥右側に談話室がありました。

 

乗組員が多目的に使う談話室です。隣の部屋がキッチンになっていて食事もこの部屋でするようです。あきしおの乗組員は約75名ですが、この部屋だけで食事をするとなると、たえず誰かが食事をしていたのか?と、疑問に思いました。

 

 

 

潜水艦「あきしお」の内部-キッチンの写真画像

潜水艦「あきしお」内部-キッチン
談話室の隣にあるキッチンの写真画像です。

 

このキッチンは本当に狭いと思いました。潜水艦での食事は朝食、昼食、夕食、夜食の1日4食。この狭さで毎日75人分の食事を作れるの?作っているところを見てみたい~(><) 色んな工夫をされて調理されているんだろうなぁ。

 

海上自衛隊では毎週金曜日はカレーと決まっています。理由は海に出ると何曜日か分からなくなる為、金曜日をカレーにする事で曜日の確認ができるようにしたそうです。

 

 

 

潜水艦「あきしお」の内部-艦長室の写真画像

潜水艦「あきしお」内部-艦長室
潜水艦内で唯一の個室、艦長室の写真画像です。

 

潜水艦で指揮する艦長の個室。仕官のベットとくらべると広いとは思いますが・・・それほど「凄い!!」と、感動するほどの部屋ではなく、やっぱり狭いと思いました。

 

 

 

潜水艦「あきしお」の内部-通路の写真画像

潜水艦「あきしお」内部-通路
見学専用に作られた通路(スロープ)付近の写真画像です。

 

ここは通路を作る為に隔壁をなくしたそうです。オレンジ色(赤色)に見える蛍光灯は夜用の電灯です。潜水艦では日中と夜間がわからなくなります。それを区別できるよう白色と赤色の蛍光灯をつかっているそうです。

 

 

潜水艦「あきしお」の内部-通路の写真画像

潜水艦「あきしお」内部-通路
通路の写真画像です。

 

潜水艦内部には謎の出入り口が所々にあり「締切」と書かれていますが、この中が気になるんですよね~。

 

今回の見学は夏場(8月)だったわけですが、上のダクトから涼しい風が送られているので、気持ちよく見学が出来ました。

 

 

 

潜水艦「あきしお」の内部-通路の写真画像

潜水艦「あきしお」内部-通路
通路の写真画像です。

 

見学者用通路を順路に従い歩いてくると、今まで以上にパイプや配線が目立つ場所が見えてきます。次は何があるのか気持ちの高ぶりを感じながら先に進みました。

 

 

 

潜水艦「あきしお」の内部-発令、操舵室の写真画像

潜水艦「あきしお」内部-発令、操舵室
発令室と操舵室が一緒になった部屋の写真画像です。

 

いたるところにバルブ、レバー、スイッチなどあり、映画などで見たことのある潜望鏡やレーダーらしき物、全てが普段目にする事のない本物がここにはありました。

 

潜水艦の寿命は20年、潜水艦「あきしお」が除隊する2004年3月までの間、ここではどんな事があったのか知ることはできませんが、当時のまま、こうして展示され無料で見学できる事に感動しました。

 

 

 

潜水艦「あきしお」の内部-操舵室の写真画像

潜水艦「あきしお」内部-操舵室
操舵室の写真画像です。

 

ここで潜水艦の進行方向や速度を操作しています。
初めて見た時、驚きました。外の様子がわかるようなモニターなどが無く目の前には計器類のみだった。こういった計器類やレーダーが目の代わりとなり、操縦ができると係りの方から説明を受けた。

 

潜水艦「あきしお」は正副操舵員の2名操舵式だが、最新の潜水艦では1名操舵もあるそうだ。

 

 

 

潜水艦「あきしお」の内部-解説員が潜望鏡解説の写真画像

潜水艦「あきしお」内部-解説員が潜望鏡解説
解説員の方が潜望鏡の解説をしている時の写真画像です。

 

発令、操舵室にはボランティアの解説員の方がいて質問をすると丁寧に教えてもらえる。たいてい元自衛隊員なので物知りなのも納得です。

 

潜水艦には潜望鏡が2本あり、日中用と夜間用に使い分けている。日中用は見つかりにくいコンパクトなもので、夜間用は通信等のアンテナもあり日中用よりも大きな物となる。
写真画像では左側が昼間用の第一潜望鏡で解説員で隠れている操舵室に近い左側が夜間用の第二潜望鏡です。

 

 

 

潜水艦「あきしお」の内部-潜望鏡で見る輸送艦の写真画像

潜水艦「あきしお」内部-潜望鏡で見る輸送艦
5kmほど離れた輸送艦を潜望鏡で見た時の写真画像です。

 

潜望鏡は見学者が自由に覗くことができる(自由とは入っても解説員の指示は聞く事が重要だ)。近海の海に停泊している輸送艦を潜望鏡で確認した。

 

前日に遊覧船で呉港を観光したばかりで輸送艦の位置を把握できているだけに、潜望鏡で見た輸送艦が凄く近くに見えた事で驚いた。

 

 

 

てつのくじら館の場所

広島県呉市宝町
駐車場 有 (有料)

 

屋外展示している潜水艦「あきしお」は航空写真でもはっきりと見えている。
てつのくじら館に最初は期待していなかった。無料で入れるから行ってみようと思っただけだったが、てつのくじら館を出た頃には「来てよかった」と、思えるものだった。知らない世界に触れ、知らない世界で活躍する人たちの生活(仕事)の一部に感動ができた。

 

潜水艦の乗組員は3交代、休日も無い状態で最長90日間を狭い潜水艦内で任務をこなしている。

 

今、現在も過酷な任務をこなし日本の海を守っている人たちのおかげで、何も知らない私たちは平和が当たり前と勘違いをして生活を続けられている事に感謝をしたい。

 

 

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