大和ミュージアムの写真画像集
2010年8月13日撮影（一部2010年1月1日撮影）
大和ミュージアムで第二次世界大戦で実際に使用していた零式艦上戦闘機や特殊潜航艇など展示していてました。

 

死を覚悟して特攻兵器に乗り戦地にゆく兵士の最後の手紙には心にグッとくる思いがありました。今の平和の良さやありがたさ、時間の大切さをしみじみと感じる大和ミュージアム訪問はとても有意義な場所になりました。

 

 

 

 

零式艦上戦闘機六二型中島82729号の写真画像

零式艦上戦闘機六二型中島82729号の写真画像
「ゼロセン」とよく聞き覚えがあったが、どこにも「ゼロセン」とは記載がなかった（と思います）。零式艦上戦闘機は太平洋戦争から第二次世界大戦まで活躍していた。しかし、第二次世界大戦末期になり日本が劣勢になると、戦闘機に爆弾を搭載し敵の艦船に特攻する作戦に使用された悲しい歴史がある。

 

 

 

33年間琵琶湖で眠っていた零式艦上戦闘機六二型中島82729号の写真画像

エンジントラブルで琵琶湖に不時着水した機体で水揚げし機体修復されたものでした。

 

　昭和20（1945）年8月6日　琵琶湖に不時着水
　昭和53（1978）年1月　引き揚げ機体修復

 

機体修復には、昭和20年当時機体を操縦していた吾妻常雄（あづまつねお）海軍中将（当時）も33年ぶりに機体に再会し協力した。

 

 

 

三式１３ミリ機銃と弾倉の写真画像

三式１３ミリ機銃の写真画像
ドラム式の弾倉が主流からベルト給弾式へ改良された機銃。

 

 

三式１３ミリ機銃の弾倉写真画像
ベルト給弾式125発装填可能。ドラム式は弾数60発だったので大幅な改善となった。

 

 

 

特殊潜航艇「海龍」の写真画像

特殊潜航艇「海龍」後期量産型
定員2名。両脇に魚雷を装備し魚雷発射後、敵の艦船に突入する特攻兵器だった。

 

 

 

特殊潜航艇「海龍」の写真画像

大和ミュージアムに展示している「海龍」の船尾スクリュー近くに大きなヘコミがあった。（写真を撮り忘れたのがとても残念）
ヘコミはロケット弾が直撃した場所だった。ロケット弾は不発弾だったが、直撃の衝撃で海龍は沈没してしまった。

 

　昭和20（1945）年　ロケット弾直撃で沈没
　昭和53（1978）年5月27日引き揚げ

 

 

 

大和ミュージアム　九三式魚雷の写真画像

九三式魚雷の写真画像

九三式魚雷は、長距離の「酸素魚雷」です。従来の魚雷の欠点だった射程距離不足、航跡発生の問題を解決するため、燃料酸素剤に純粋な酸素を使っていた。

 

 

 

大和ミュージアム　二式魚雷の写真画像

二式魚雷の写真画像

二式魚雷は魚雷艇用として開発された魚雷。
魚雷艇以外にも「蛟龍（こうりゅう）」などの特殊潜航艇で使用されました。展示している二式魚雷は、呉海兵団で教育に使用されていたもの。

 

 

 

大和ミュージアム　特攻壁「回天」十型の写真画像

特攻壁「回天」十型の写真画像
定員1名。回天は別名「人間魚雷」と呼ばれ、別名の通り人間が魚雷を操縦しながら敵艦に特攻する特攻兵器だった。

 

一度中に入ると外から固く閉じられ二度と外に出ることができず、また、敵艦に特攻できなかった場合、燃料や酸素がなくなれば沈没するのみ。戻る燃料は最初から入れていなかった残酷な非人道的な兵器の一つ。

 

 

 

大和ミュージアム　戦艦の砲弾の写真画像

左奥が戦艦大和の主砲弾。高さ約2メートル。重さ約1.5トン

 

終戦後に砲弾は海に投棄処分されていた。
処分されていた砲弾は引き揚げられ修復し展示している。

 

 

 

大和ミュージアム　戦艦模型が多い！

戦艦、巡洋艦、駆逐艦、空母、そして潜水艦と模型が多数展示。
かつて日本にはこんなにも戦艦が多かったのか！？と驚いた。

 

 

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