救馬渓観音の滝（馬頭の滝） 10ｍ（和歌山県上富田町）の写真画像集
救馬渓観音の滝（馬頭の滝）（すくまだにかんのんのたき・ばとうのたき）
2023年6月9日撮影
和歌山県西牟婁郡上富田町にある救馬渓観音の滝（馬頭の滝）に行ってきました。救馬渓観音のお寺の敷地内にある瀧王神社に滝はあります。まとまった雨が降らないと滝は現われない水無し滝になります。虫喰いの巨壁の横、岩の裂け目から静かに流れる滝は神秘的でした。
大きな虫喰い岩の迫力が凄い。
馬頭の滝は正式名称ではないかもしれない
馬頭の滝の名はグーグルマップや滝の紹介をしているサイトで知りました。
しかし、この滝に訪れたとき、どこを探しても「馬頭の滝」を示す物はありませんでした。救馬渓観音のHPにも滝の名称の記載が無く疑問に思い、救馬渓観音の関係者二人に質問をしてみました。
Q、本殿の近くに滝がありますが、名前が知りたくて。
A、瀧王神社ですね。
Q、瀧王神社にある、滝の名前は何と呼ばれていますか？
A、滝に名前はないですね。瀧王神社と呼んでいます。
Q、瀧王神社にある滝の読み方が分からなくて、教えてもらえないでしょうか？
A、滝には名前ないですね。 昔から『お瀧さん』って呼んでるかな。
グーグルマップの「馬頭の滝」記載を見てもらいました。
Q、グーグルマップに名前があるので質問したのですが、何か分からないでしょうか？
A、わからないです。この名前は知らないです。
A、これはマップを作った人が付けたのでは？
こういう感じに救馬渓観音関係者の方で「馬頭の滝」を知る人はいませんでした。
馬頭の滝の記載はグーグルマップだけ？
・救馬渓観音公式ホームページ
・上富田町公式ホームページ
・南紀熊野ジオパーク公式ホームページ
・ヤフーマップ
・ゼンリン地図
・地図マピオン
に「馬頭の滝」記載はありませんでした。
じゃあ、なぜグーグルマップにだけ「馬頭の滝」と記載しているの？
と思った方もいるかもですね。
グーグルマップはユーザーなら誰でも名称を追加できる機能があります。救馬渓観音の関係者が知らないという事は、まったく関係のない方が、この機能を使って滝の名前を追加したという仮説が立ちます。
「新しい場所を追加する機能」の他に、場所の変更、名称の訂正、名称の削除なども誰でも申請ができる状態です。私もこれらの機能を使い申請をした事があります（別の場所）。どのような審査で合否を決めているかまで分かりませんが、ほとんどが数分後に「編集内容が承認されました」とお知らせがあり以外に簡単に追加変更ができるという印象を受けたことがあります。
簡単に変更ができるのに、変更されずに残っているのは、馬頭の滝の名称で納得している方がいるの？かもしれないという可能性も考えられます。
馬頭の滝の名前はいつ頃からあるの？
『和歌山滝めぐり』（ブログ）に掲載されている情報では2013年3月20日とあるので、１０年以上前から馬頭の滝と呼んでいる方もいるようですね。いつグーグルマップに馬頭の滝が記載されたのかまでは分かりませんでした。
馬頭（ばとう）の滝の『馬頭』の由来について（たぶん）
救馬渓観音の本堂の中央に祀られているご本尊「馬頭観世音菩薩」の名前を参考にしたのではないかな？と思っています。
このサイトの滝名称について
悩んだ結果、救馬渓観音の滝（馬頭の滝）としました。現在正解は無いと思いますし、将来的に名前が決まり公式ホームページに掲載されたときに正しく変更しようと考えました。
救馬渓観音の滝（馬頭の滝）場所
〒649-2103 和歌山県西牟婁郡上富田町生馬
駐車スペース 有（無料）