奈良県 談山神社の紅葉

奈良県桜井市、談山神社(だんざんじんじゃ)の写真画像集

奈良県-談山神社の紅葉

奈良県桜井市の談山神社(だんざんじんじゃ)の写真画像集
2010年11月21日に奈良県桜井市にある談山神社(だんざんじんじゃ)に紅葉鑑賞を目的に出かけた時の写真画像です。談山神社のシンボルになる木造の十三重の塔は日本では談山神社にしかありません。

 

上の写真画像は向かいの多武峰(とうのみね)観光ホテル5階のバルコニーから撮影しました。丁度、正面に位置していて暖かい飲み物を飲みながらのんびりと紅葉を楽しむ事ができました。

 

 

 

談山神社近くの風景

奈良県-談山神社の紅葉
午前9時ごろの参拝道です。この時期の談山神社はどこを見ても紅葉があり、綺麗なグラデーションに色付いた木々が秋らしさを演出してくれています。
お土産屋さんでは奈良県名物の奈良漬がたくさん並んでいました。また、山芋や百合根など山の幸もあり観光客がその大きさと安さに驚き足を止めていました。

 

 

 

談山神社近くの紅葉

奈良県-談山神社の紅葉
談山神社の参道を歩きながら、ふと上を見上げてみると空の青色と燃えるような赤のコントラストが綺麗だったので写真に撮りました。

 

 

 

談山神社入口と紅葉

奈良県-談山神社の紅葉
談山神社入り口は2箇所あります。1箇所目の入り口は急な石段を登るため、のんびり歩ける方の入り口を選びました。2箇所の入り口は距離にして100mも離れていません。足の不自由な方はこちらの入り口をオススメします。

 

 

 

談山神社周辺マップ

奈良県-談山神社周辺マップ

 

 

 

談山神社 中央の石階段付近の紅葉

奈良県-談山神社の紅葉
大鳥居から140段の石段で見上げると紅葉がとても綺麗だったので写真を撮りました。紅葉の名所と知り談山神社に来たのですが、この場所の紅葉を見て来て良かったと思う紅葉でした。

 

 

 

談山神社の紅葉

奈良県-談山神社の紅葉
大鳥居から140段の石段では、色付いた紅葉のトンネルがあります。カエデの葉は太陽の光を通し、今まで見てきた紅葉とは別物で、とても綺麗な紅葉を見る事ができました。

 

 

 

談山神社の十三重塔前広場

奈良県-談山神社の紅葉
中央左に見える建物は重要文化財の西宝庫です。階段を上っていくと本殿があります。建物の全部と言って良いほど、ほとんどの建物が重要文化財となっています。

 

 

 

談山神社-木造十三重の塔

奈良県-談山神社、木造十三重の塔
父・藤原鎌足の供養のために、長男・定慧(じょうえ)と次男・不比等(ふひと)に よって白鳳7年(678年)に建立されました。現存の塔は、享禄5年 (1532年)の再建で、木造十三重塔としては、世界唯一の貴重なものです。

 

高さは16.17mあり、屋根は伝統的な檜皮葺きです。神仏混淆(こんこう)時代の名残であると同時に、談山神社のシンボル的な存在です。

 

 

 

談山神社-木造十三重の塔と紅葉

談山神社-木造十三重の塔と紅葉
藤原鎌足(ふじわらのかまたり)
もともとの中臣鎌足(なかとみのかまたり)と言い、当時の権力者である蘇我入鹿(そがのいるか)を暗殺し、歴史的政治の改革をおこした実行犯である。この時の事件を大化の改新(645年)と言う。

 

中臣鎌足は没する前に藤原鎌足と改名した。生きている時の鎌足を中臣鎌足と言い、藤原家の祖を意味するときは藤原鎌足と言う。

 

 

 

談山神社の拝殿と紅葉

奈良県-談山神社拝殿と紅葉
談山神社の拝殿(国指定重要文化財)は朱塗りの舞台造りになっています。

 

藤原鎌足と共に大化の改新を企てた人物で中大兄皇子(なかのおおえのおうじ)がいる。後の第38代天皇の天智天皇。彼ら二人が計画の為に密談をした場所がこの談山神社のある多武峰(とうのみね)と記されている。

 

談山神社から蘇我入鹿がいる奈良県明日香村の飛鳥板蓋宮まで直線距離で約7kmだが、いくつか山越えを考えるとかなりの距離になる。遠く離れたこの地で企て起こした事件がきっかけに日本で最初の年号「大化」が生まれた。

 

 

 

談山神社の拝殿舞台からの紅葉眺望

談山神社の拝殿舞台からの紅葉眺望
談山神社の拝殿は朱塗りの舞台造りになっていて、履物を脱いで上がると一段上がったところからの紅葉を楽しむことができます。

 

談山神社は藤原鎌足が死後に680年に唐より帰国した長男・定慧(じょうえ)和尚によって講堂(現在の拝殿)が創建され、妙楽寺ができた。当時は寺院だったため、多武峯寺或いは多武峯妙楽寺という名称であった。

 

 

 

談山神社名前の由来「談らい山(かたらいやま)」

奈良県-談山神社
談山神社-名前の由来「談らい山(かたらいやま)」
中臣鎌足と中大兄皇子が隠密裏に談合をした多武峰の山中に談らい山(かたらいやま)がある。

 

慶応4年(1868年)に明治新政府により神仏分離令が出た事で寺院と神社を区別する事となった。明治2年(1869年)に妙楽寺の僧が還俗(げんぞく)し談山神社と改名された。

 

還俗・・・僧侶であった者が、僧侶であったことを辞める。出家した者がもとの俗人に戻ること。

 

 

 

談山神社

2010年11月21日初めての談山神社観光。
家族にとっても初めての場所であったが感動の大きな紅葉鑑賞だった。

 

観光客はとても多くシーズンの休日は混雑必死で仕方がない。
しかし、談山神社の向かいにある多武峰(とうのみね)観光ホテル5階からの景色は良かった。無料では無いのが痛い。しかし、何か飲み物を注文すれば、バルコニーでのんびりと紅葉鑑賞ができる。

 

談山神社を一回りして、ホテルで休憩をかねて紅葉鑑賞がオススメプランだと思います。

 

 

 

談山神社観光帰りのおやつ

談山神社参拝前は見るだけにしていたお店で、帰りにおやつを買って帰りました。

 

 

奈良県-談山神社付近のお店
種類豊富で迷いました。餅は焼いてもらい、焼きたてで美味しかった。

 

奈良県-談山神社付近のお店
温かい串こんにゃくもいいですね

 

奈良県-談山神社付近のお店
妻は串こんにゃく。タレは(柚子みそ、味噌、からし)の三種類。

 

談山神社参拝前は見るだけにしていたお店で、帰りにおやつを買って帰りました。

 

 

 

談山神社の場所

奈良県桜井市
拝観時間 8:30~16:30 (紅葉シーズンは最終受付17:00)
駐車場 有り(無料)
秋の紅葉シーズンでは休日になると朝早くから観光客が訪れる為、駐車場はすぐにいっぱいになり空き待ちの渋滞になります。


page top