白馬の滝 15m(和歌山県日高郡日高川町)の写真画像集
白馬の滝(しらまのたき)
2024年1月30日撮影
和歌山県日高郡日高川町にある白馬の滝に行ってきました。直獏と斜爆の2段爆が特徴の落差15mの白馬の滝。今回水量は少なく、斜面を静かに流れる滝からは上品さを感じた。
それよりも白馬の滝に向かう道や歩道に驚いた。2年ぶりにフラッと立ち寄ったわけですが、最後の民家を過ぎた辺りから道路状況が一変し、アスファルト舗装の道路に大量の石や岩があり2年前とは違う悪路に変わり果てていました。
道路から滝に続く歩道では、陥没している個所や落木や落ち葉で完全に埋もれている所が多々あり、現在の白馬の滝は誰でも気軽に行けると言えなくなった状況です。
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道が大荒れで車では行くのは困難な状況
たぶん2023年の台風2号の影響だと思うのですが、和歌山県のあちこちで山からの土砂が道路に流れた災害があり、白馬の滝付近や上流に民家が無いから放置されたままなのでしょう。
現在も他の土砂崩れの復旧工事が続いているのを見かけるので、この道路の復旧予定はこの先も未定だとおもいます。
20cm大の岩が多数あり、バイクでもとても走りにくく、タイヤ1本分の通れる場所を探しながら進む状況でした。
以前は滝の近くに車を停められたり、Uターンもできましたが、今は無理です。どうしても車で滝に向かう場合はかなり手前で駐車し歩いて向かわれる方が良いでしょう。
さらに、以前は道路から滝に下りる階段がありましたが、階段は崩落し危険な状況でした。危険を承知で下りましたが、階段は崩れていたり、埋もれている箇所が多く今後立ち入り禁止になるのでは、と思えるほどでした。
以前の白馬の滝では滝業をする人がいたため階段の管理がされていましたが、2022年12月で白馬の滝での滝業は終了となり、定期的な利用者(管理者)がなく、階段は自然に戻るかのように杉の葉や土砂に埋もれて分かりにくくなっていました。
白馬の滝は2年前と変わらず素晴らしい滝でした。滝に降りる道(階段)は今後さらに悪路に変わり果てると思うと滝壺からの眺めは今日で見納めかもしれない・・・。
もし行かれる方は、悪路を覚悟していかれた方が良いでしょう。
滝道場は・・・
2022年に撮影した滝道場
解体された滝道場
やがて、この白馬の滝で滝行が行われていたことは忘れ去られていくのでしょうね。
解体した残骸を見ていると
あった事や物、人々の営みがなくなるのはさみしいなと思いました。
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白馬の滝の場所
〒644-1213 和歌山県日高郡日高川町愛川
駐車スペース 無
滝近くの道沿い路肩に寄せれば軽自動車2台程度止めることができそうです。ただし、道には落石が多いので路面の注意は必須です。