日根藤六之碑とひまわり
日根藤六之碑とひまわり
2022年7月28日撮影
大きな向日葵の花がたくさん咲いていると知り行ってきました。少し時期が遅かったようで咲き終わった向日葵もあったが、満開中の向日葵も残っていたので写真に収めてきました。
日根藤六の石碑
寛政二年の夏(1790年)、有田川洪水は、宮原井堰もろくとも須谷堤防を破り、下流の平野を一瞬にして呑みこんだ、この災害復旧の陣頭に立ったのが、有田郡奉行の日根藤六、地区民を督励しつつ、一大事業を起し献身的に尽力した。潅漑※(かんがい)の要所、宮原井堰の構築は難行し、岩石を積んだ多数の老朽船を渕に沈め基礎として工事が漸(ようや)く完成。
以来、恩恵に欲した住民が、岩崎の地に小祠を建て霊を祭ったが、後に田殿神社へ合祀。
昭和28年(1953年)7・18(7月18日)水害復興の折、治水の重要性を再確認。先人の偉業を留めんとし、翌年小祠跡に、日根藤六の碑が建てられた。しかし半世紀を経て損傷が著しく維持困難となり、今改めて顕彰の誠を捧げ再建、郷土を水禍から守る象徴として、後世に史録する。
平成23年3月
日根藤六顕彰委員会
有田市宮原愛郷会
(※(かんがい)の漢字が表示されなく、同じ意味で別の漢字を使用。)
2m近い大きな向日葵がたくさんあり見ごたえがありました。
近くを走る国道480号線からも見えるけれど、車を止めてでも見る価値はあると思える場所でした。興味ある方は、7月になれば咲いていると思うのでいかれてみてはいかがでしょうか。
日根藤六之碑とひまわりの場所
〒649-0433 和歌山県有田市宮原町364
駐車場 無