仁平寺の紫陽花(あじさい)
仁平寺(にんぺいじ)の紫陽花(あじさい)
2022年6月16日撮影
和歌山県有田市に「あじさい寺」で有名な仁平寺があります。ちょうど見頃だと知ったので行ってきました。お寺の敷地はそんなに広くはないけれど、敷地いっぱいにアジサイを植えているので見ごたえはあります。仁平寺は山の斜面にある為、アジサイを見上げたり、見下ろしたりと違う見方ができて楽しめます。
アジサイを近くで鑑賞できるように小道が数本あり、のんびり散歩を楽しむこともできます。
仁平寺由来
仁平寺は初め眞砂山眞砂寺と称し、七堂伽藍をもつ巨刹(きょさつ)であった。しばらく衰退したが、仁平年間に再建された。当時朝廷に忠勤を励んだ功により、時の年号を戴いて仁平寺と称するようになった。寺紋は菊の紋章である。
天正十三年秀吉の南国攻めにあい堂塔すべて灰燼(かいじん)に期した。
その後一小堂が再建され現在に至っている。本尊は薬師如来で十二世紀平安時代の作である。本尊以外に阿弥陀如来、聖観音菩薩(しょうかんのんぼさつ)、兎跋毘沙門天(とばつびしゃもんてん)、賓頭盧尊者(びんずるそんじゃ)がまつられ創建当時の面影をのもしている。
仁平寺(にんぺいじ)の場所
〒649-0422 和歌山県有田市糸我町791
駐車場 有(無料)