
紀三井寺(きみいでら)
2022年7月撮影
和歌山県和歌山市紀三井寺にある紀三井寺(きみいでら)はお寺の名前が地名になっている和歌山県では有名なお寺です。
「さくら名所100選の地」に選ばれるほど、境内には立派な桜の木がたくさんあり3月頃が見頃です。
紀三井寺の入口 立派な楼門(ろうもん)

本堂まで階段でまで行く? それとも、ケーブルカーで行く?

ケーブルカーは有料、階段は期間限定で無料でした。

ざんげと招福の水場
流れている水は湧き水「清浄水(しょうじょうすい)」

閻魔大王像


閻魔大王像の左手には33個の「御宝印」。徳道上人が閻魔大王より授かったとされる物。
以前訪問した時(2012年)は「ケーブルカー」や「ざんげと招福の水場」や「閻魔大王像」はなかった。この先にもどんな変化があるのか楽しみです。
楼門の両サイドの仁王像
楼門をくぐると長い階段が見える。この階段名は「結縁厄除坂」で本堂までの段数が記載してある。
紀三井寺の湧水「清浄水(しょうじょうすい)」
紀三井寺の名前の由来でもあります三つの湧水(清浄・楊柳・吉祥水)の一つであります。罪障を洗い流し清らかな心に導いてくださる霊水です。
滝本院
結縁厄除坂から山上駐車場や本堂に続く別ルート。

松樹院


本堂前の参道まで階段段数は228段でした。 231段と公表されているので3段少なくて不思議でした。
後日、階段段数を検証した画像集はこちら
仏殿
約12mの千手観音像
仏殿の上階外回りは展望台になっていて、紀三井寺の街並みが見渡せる。
天空カフェ
六角堂
鐘楼(国の重要文化財)

紀三井寺 本堂
和歌山県指定文化財(建造物)
護国院本堂(ごこくいんほんどう)
(附・須弥檀一基、厨子一基、棟札一枚)
昭和四十九年四月九日指定
金剛宝寺護国院(紀三井寺)は、寺伝によれば奈良時代「宝亀元年(770)」の創建と伝えられる。
この本堂は宝歴九年(1759)に建立されたもので、桁行五間、梁間五間の入母屋造、正面千鳥破風付、向拝三間、軒唐破風付に後堂が付け加わった本瓦葺きの建物である。正面の梁行二間通りを吹放しの外陣とし、中央三間四方を内陣とし須弥壇を据え、その上に厨子を安置している。
江戸時代後期に造営された建物で、順拝寺院本堂としての特徴をいかんなく発揮し、時代を代表する堂々とした風格を示す大建築である。総欅造りで建築技法にも優れ、この時代の紀ノ川流域の寺院建築としては最も優秀な建造物のひとつである。
平成五年三月三十一日
和歌山県教育員会
和歌山市教育員会
金剛宝寺護国院
和歌山県桜開花宣言用、ソメイヨシノ標本木
本堂前の広場
朱色の鳥居が並んでいる所、以前来た時にはなかった。
朱色の鳥居がなかったころの写真です。2012年7月撮影

本堂前の広場

多宝塔への階段
多宝塔(国の重要文化財)

三社権現 参道石段

三社権現 参道石段を上った所で地上から280段でした。
紀三井寺 奥弁財天の写真画像

三社権現の右側に奥弁財天へつづく階段があります。上り始めの階段はまだきれいでが、この先はかなりあれています。
こちらの奥弁財天への参道(階段)はこれまでの階段とは違い、急斜面な上、以前より荒れていると感じました。このまま整備しなければ、もしかすると進入禁止になるかもしれませんね。
30段ほど上がると荒れてきます。
壊れたままの鳥居。急斜面に変化する階段。
奥弁財天が見える最後の階段、以前より崩壊している気がした。
奥弁財天。ここは紀三井寺公式ホームページにすら掲載されていない場所。
管理されている様子もなく雑草が茂っていました。

地上から奥弁財天まで階段段数は452段でした。
ここへはいつまで来られるのか疑問に思うほど、道が管理がされていない様子。
奥弁財天の周りには立派な桜の木がたくさんあり、桜の花が咲く頃はそれはすごく見ごたえのある絶景です。
この場所も整備して後世に残してほしいと願う。
紀三井寺(きみいでら)の場所
〒641-0012 和歌山県和歌山市紀三井寺1201
駐車場 有(有料)